言葉に力が宿るのは、その人が深い理解を、元に話している時。
伝え聞きや丸呑みは、単なる噂で終わってしまい、インパクトがないどころか、
尾ひれはひれがついていき、本来の意味さえ見失う。
なんでこんなことを考え始めたかといえば、
ずーっとロミロミを、学びながら感じていた思いがありました。
ハワイアンの人たちが、大切に守ってきた文化、奥深い知恵。
様々な先生方と接することや、教わることの一つ一つに、何層にも渡る深い知恵、理解、そして背景となるものがあり。。。
圧倒されるばかりです。
まだ始めて間もない頃、先生に連れて行っていただいて、参加したボランティアは、
施術の相手のほとんどがハワイアンの方々で、恐縮しながら、先生の顔を汚すことのないようにとドキドキしていたのを今でも覚えています。
そんな中、大きな大きなハワイアンのお兄さん、きっと全然圧が足らなかっただろうと思うのに、とても良かったよと暖かいコメントをくださったり、中には、お礼にと立ち上がり、チャントで返してくださった方もいました。
そんな経験から、常に敬意を払い、謙虚さを忘れず、先生に教えていただいたエッセンスを大切に学ばせていただいています。
日本で生まれ、アメリカナイズされた日本育ちでは、ハワイアンの世界観は想像を超えた深さ、愛があり、いつも心のどこかで、私はちゃんと理解できているのだろうかと、考えることも多くあります。
先日、施術させていただいたハワイアンの方と、ロミロミの後、お話しさせていただくことがあり、先生に教わったこと、理解があっているのか不安に感じることもあることや、
ハワイアンの血筋なくしてのプラクティスには、ハワイアンの方以外には理解が難しい深さを感じることを伝えた時に、
「ハワイアンでもわからない人だっている、
先生が見出して、生徒として受け入れてくださったことを大切に、そして、私たちの前を歩いてきた方々に敬意を忘れずにがんばりなさい」と、お話しいただいた時、気がついたら、2人とも涙をながしていました。
不思議な空間をシェアしてくださった、そしてとても意義ある時間を過ごせたことに感謝しています。
そして、いつか私のロミロミも同じ理解に近づいていけるよう、まだまだ、先は長く次の人生に及んでしまいそうですか、日々気持ちを大切に学んで行こうと思います。
