ダライラマ14世がハワイで講演をされました。
行われたスタンシェリフセンターは満席で、ながーい列に並んで、
空港のようなセキュリティーチェックを通っていったのですが、
とてもスムーズに進みました。
列に並ぶ中 たった一人で大きなプラカードに Jesus Loves You とかいたものをもっていた男の人がいた。 きっと勇気も行ったと思うけど、 信仰の強さを表していたのでしょう。
それを見、通り過ぎる人は何もいわないけど、きっと ダライラマはそんな彼にも優しく微笑んで
何の敵意も感じずに受け入れてあげるんだろうと思っていたのではないでしょうか?
立派な仏教徒ではあっても宗教を越えた平和を唱える方ですものね。
日本人は多くの人が とくに仏教徒ではないにしても、お墓参りをして、お彼岸などを
大事にしたりする。でも もちろんお正月に神社にも行くわけだし、クリスマスもお祝いしたりして。
無宗教だけど、しきたりを大事にする人が多いのかなと思います。
だけど、何かひとつの宗教に身をおいてしまったがゆえに 内 と 外
ができてしまうのが とても残念ですね。
自分の大切にする宗教があっていいとおもうけど、だからといって他の宗教を非難することもない。
その宗教が、それを大切にする人をいい方向へと導いてくれるならそれはそれで必要なこと。
最終的に 争いがなくなり、ジャッチすることなく、受け入れあうことができればいいこと。
良い 悪い だけで判断するのではなくて、中間点を探す努力をするというのが
一番大切なのかもしれません。
ダライラマのお話はとても大切でしたが、その大切なお話をユーモアを取り入れながら
お話することで、観衆のハートを開かせ リラックスして その人になじむようにお話されたのが
とても印象的でした。
とてもありがたい経験でした。